江戸に学ぶ
実は私、大の「江戸好き」です。日本の歴史の中で一番江戸時代が好き!15代将軍の名前は全部言えるし、どのような出来事があったかも応えられます。
一番好きな将軍は5代将軍綱吉。あの有名な「生類憐みの令」を出した犬公方です。悪法で名高いのですが、今の時代でいうと「動物愛護令」に近いものがあるかもしれません。ペットブームで犬が服着てるし、美容院はあるし、犬の結婚式はあるしで、面白いではありませぬか~(笑)
さてさて、江戸に学ばなければならない事はたくさんありますが最も学ばなければならないのは、今ブームの「エコロジー」です。どこに行ってもエコ○○という言葉が見受けられます。とてもいい傾向だと思いますね。
江戸時代の江戸は多い時で100万人を超す巨大都市でした。その当時世界中で最も人口密度が高い都市だったと言われています。人間が多いということは、ゴミがたくさん出て町が汚れるのが今も昔も同じだったのですが、なんと江戸の街はチリひとつ落ちていなかったそうです。欧米で香水が物凄く流行したのは、ゴミで溢れかえった街が異臭を放ち、洋服などについてしまうので、ごまかす為の苦肉の策でした。パリの街でハイヒールが重宝されたのも、道に落ちている汚物を思いっきり踏まないようにする為。なんとも酷い状況だったのに、同じ時代の江戸の街は比べ物にならないくらい綺麗だったようです。
江戸時代のエコな職業を以下に紹介します。
「とっかえべい」・・・江戸の町を「とっかえべい、とっかいべい」といって走り回る商売人。「取り替えましょう」という意味で、古道具屋にも買い取ってもらえないような古い鍋や鎌、釘などの金属と飴を取り替えてくれました。集めた金属は溶かされてお寺の鐘などになったそうです。
「おちゃない」・・・道端に落ちている髪の毛を拾う女性たち。当時は歌舞伎や演芸などのカツラは人毛や動物の毛で作られていたので、髪の毛を拾い集めてカツラ業者に買い取ってもらっていたそうです。
その他にも色々あります。例えば裏長屋の大家は家賃収入だけでは生活できないため、副業として共同便所の排泄物を農家に売って生計の足しにしていたとか。馬が通るとその排泄物を拾って、それをまた農家に売る。家から出る灰を買い集めてこれまた農家に売る。など江戸の人々はリサイクルを当然のように生活していた大変意識の高い人々だったと言えます。
江戸時代と現代では生活パターンがまったく違うので同じようにはできませんが、江戸の人たちのように市民意識を高く持つことはできます。「江戸に学ぶ」です。
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